工場・事業所のエネルギー使用状況を計測し見える化する取り組みのイメージ写真
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10エネルギーの見える化

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EMS設計・導入とエネルギーデータ活用

工場の配電盤の前でタブレットと図面を確認する技術者の後ろ姿

計測設計

「何を判断したいか」から逆算し、計測点と帳票を設計

文字のない緑系グラフが映るノートPCと設備資料を前にした分析の手元

EMS導入・分析

導入・既存システム連携と、設備別・時間帯別の分析

天井付近の空調設備のそばで制御盤を調整する技術者の手元

運用改善・自動制御

デマンド管理から自動制御まで、対策と効果検証に伴走

計測するだけで終わらせず、エネルギーデータを運用改善とコスト削減へ

工場・事業所のエネルギーデータを削減につなげたい企業向けに、計測設計からEMS導入、分析、運用改善、自動制御までを支援します。

デマンドを監視していても、記録するだけで対策に至らない例が多く見られます。

「何を判断したいか」から逆算して計測点を設計し、対策立案と効果検証まで伴走します。

※ EMS(エネルギーマネジメントシステム):エネルギー使用量を自動で計測・記録し、条件に応じた制御にも使えるエネルギー管理ツール。

※ デマンド:30分ごとの平均電力。その最大値が契約電力の基準になります。

複数拠点をエネルギー管理する事業者向けのEMS全体像。各種データ管理では購買データ・30分計測データ・生産量/原単位・設備情報・メンテナンス情報をクラウドに集約し、自動計測では電気・水道・LPG・重油・発電の使用量を取得、自動制御ではデマンドやIoTセンサ、スケジュールに応じて空調室外機・冷却水ポンプ・排気ファン等を制御する構成を示す図

※ 実現できる範囲は対象設備・通信環境・既存設備や既存システムとの互換性により異なり、すべての設備・拠点で同じ機能を提供できるとは限りません。現地調査のうえ個別に検討します。

Challenges

こんなお悩みはありませんか

工場・事業所でエネルギー管理をご担当の方は、計測はしていても次の対策を決めきれない場面に直面しがちです

デマンド監視装置はあるが、記録するだけで対策に活かせていない

メーター目視・手作業の記録で集計に時間がかかる

どの設備が、いつ、どれだけ使っているのかが分からない

拠点ごとにデータの持ち方が違い、全社比較や横展開ができない

デマンド警報のたびに現場対応が発生し担当者の負担が大きい

EMSをどこまで計測・制御すべきか判断できない

Service

設計から導入、分析、運用改善までを支援

KPIの整理と計測点・帳票の組み立てから、運転開始後の分析まで担います

目的・KPI・分析粒度の設計
計測点、通信、保存方法、画面・帳票の設計
EMS導入・既存システム連携支援
設備別・時間帯別・拠点別分析
デマンド管理、運用改善、自動制御の検討(契約電力の低減による基本料金削減)
導入後レビューと改善提案

※ 対象範囲は現場条件により調整します。計測のみ、分析のみの部分的なご支援も可能です。

Data

EMSでできること①:データ管理

エネルギー・購買・生産量データをクラウドで集約し、拠点ごとの抽出・比較や全社集計の作業を減らせる可能性があります

集約対象

エネルギー由来のScope 1・2(自社の燃料使用や購入電力等による排出)

連携先

購買・生産量・原単位・設備・メンテナンス情報

Scope 3

原材料調達・物流など供給網での排出は、EMSの計測値だけでは得られず、算定後のデータを取り込む役割分担を前提に設計

CO₂排出量の前年対比(事業所全体)
241,210t-CO₂
2024年 CO₂排出量
212,793t-CO₂
2025年 CO₂排出量
88.22%
前年対比
月別 CO₂排出量(t-CO₂)
3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
比較対象(2024年)
集計期間(2025年)

複数拠点のデータを集約し、前年同月と比較・分析できます(数値はイメージ)。

Metering

EMSでできること②:自動計測

メーターの目視確認と手作業の記録を、自動計測・蓄積に置き換えます

計測

30分単位でエネルギー使用量等を自動計測し、クラウドへ蓄積

効果

記録作業の負荷を抑え、設備別・日時別の詳細な分析が可能

検証

削減効果は運用体制・設備構成により異なり、導入後の実測データで確認

電力デマンドの時間別推移(30分単位・設備別積み上げ)
0 100 200 300 400 2428323640 0:004:008:0012:0016:0020:0023:30 電力 kW 気温(℃)
生産設備
コンプレッサ
空調
ポンプ・ファン
照明
その他
全体デマンド(内訳計測外を含む・30分平均)
気温(℃・右軸)

30分単位で設備別の電力量を自動計測し、デマンドや気温と重ねて分析できます(設備区分・数値はイメージ)。

Control

EMSでできること③:自動制御

デマンド制御による基本料金の削減と、温度・スケジュール制御による電力使用量の削減を、快適性を確かめながら自動で行います

計測データを条件に設備を制御します。温度設定変更や、デマンド警報のたびに担当者が現場をまわる人手頼みの対応も、自動化できます。適用可否は対象設備や既存制御システムとの互換性で変わります。

Demand

デマンド制御による基本料金の削減

施設全体の電力を常時監視して契約電力の超過を予測し、超過が見込まれるときに空調等を制御してデマンドの上昇を抑えます。制御順を循環させるサイクリック制御と、あらかじめ遮断する順番を決めた優先順位制御を組み合わせ、快適性の維持と基本料金の削減を両立させます。

※ 上記は一例です(1年間の30分デマンド値を集計した例)。削減できるデマンドの量は設備構成・稼働条件・許容できる制御範囲により異なり、効果を保証するものではありません。出典:大崎電気工業株式会社 EMSカタログを基に当社作成。

削減効果の試算例
  • 空調機の自動制御:冷房時消費電力292kW × 20%(30分のうち6分を送風運転)= 58kW の削減
  • 最大値502kWは年間2回のみ。この帯を抑えられれば契約電力の引き下げにつながります
Temperature / Schedule

温度・スケジュール制御による電力使用量の削減

体感温度に応じて空調室外機を自動停止し、冷やし過ぎ・暖め過ぎをなくします。リモコンの設定温度はそのままに、実際の室温で運転を最適化するため、快適性を損なわずに電力使用量を削減できます。

室温やCO₂濃度に応じた制御のほか、曜日・時間帯に合わせたスケジュール制御で不要な運転そのものを止め、従量料金とエネルギー使用量を削減します。

体感温度に応じて自動制御される空調室外機のイメージ写真

自動制御の検討時に確認する項目

  • 安全性:非常停止・インターロック・法定要件との整合
  • 生産・快適性への影響:品質、稼働率、室内環境と許容範囲
  • 設備メーカーの条件:保証範囲、外部制御の可否、推奨方法
  • サイバーセキュリティ:ネットワーク構成、権限、通信経路の分離
  • フェイルセーフ:通信断・機器故障時の挙動と手動復帰手順

※ 確認結果によっては、制御対象を限定する、計測・監視のみとする判断もあり得ます。

Analysis

エネルギーデータ分析と運用改善の例

図は生産設備とコンプレッサの使用量を分析した例です。待機時の使用量が大きい場合など、設備更新の前に運用の見直しで改善余地が見つかることがあります。

生産設備電力量(横軸・kWh)とコンプレッサ電力量(縦軸・kWh)を同一時間帯どうしで対応させた散布図。生産設備の電力量が増えるほどコンプレッサの電力量も増える傾向を示す一方、生産設備がほぼ停止している左端でもコンプレッサ電力量にばらつきが残っていることを示している
生産停止中のばらつきに着目し、運転台数の削減など運用面の対策を検討します(数値はイメージ)。
Flow

支援の進め方

計測するだけで終わらせず、定期的な分析レポートをご提供します

Step 01

目的・KPIの整理

削減対象、判断したいこと、指標と分析粒度を整理

Step 02

現地調査・EMS設計

図面・設備データの確認と現地調査、計測点・通信・制御範囲の設計

Step 03

試算・ご提案

想定効果と概算費用を試算し、構成案とお見積を提出

Step 04

導入・連携

機器手配、施工、既存システム連携、画面・帳票の設定

Step 05

運用開始・効果検証

試運転・チューニング後、実測データで効果を検証し改善提案

※ 施工・機器手配の要否や工程は既存設備の状況で変わります。

Deliverables

ご支援内容と成果物

システム構成図と効果試算の資料をもとに、導入後の運用改善と追加対策を検討できます

ご支援内容(役務)

  • 目的・KPI・分析粒度の整理、図面・設備データの確認と現地調査
  • 計測点・通信方式・データ保存・画面/帳票の設計
  • 導入効果・概算費用の試算、EMS導入と既存システム連携の調整
  • 運転開始後のチューニングとデータ分析、運用改善の検討

納品物

  • EMS設計書(計測点一覧、システム構成図、制御条件)
  • 概算費用・効果試算資料
  • エネルギーデータ分析レポート
  • 運用改善・追加対策のご提案書
  • 操作・運用手順書(構成に応じて)

※ 構成・様式はご支援範囲と導入システムに応じて調整します。

Strengths

日本カーボンマネジメントの強み

判断したい内容から計測の粒度を逆算するため、お客様は過剰な投資を避けつつ必要なデータを確保できます

計測設計を検討する手元

アウトプットから逆算した計測設計

判断したい内容から計測点と粒度を決め、過剰投資を避けつつ必要なデータが欠けない構成にします。

モニターのデータを確認しながらの打ち合わせ

導入で終わらせず、運用改善まで伴走

データを設備別・時間帯別・拠点別に分析し、運用改善と追加対策を提案。導入後のレビューまで支援します。

工場設備を点検する担当者

省エネ診断・削減計画と連携

省エネ診断、ロードマップ策定、補助事業実施支援と連携し、計測から対策実行、効果検証まで一貫して検討できます。

Schedule

ご支援期間の目安

  • 目安は9か月〜。対象範囲・拠点数・既存設備の状況により異なります。
  • 機器の調達状況、施工日程、生産・営業の停止可能日によっても前後します。
  • 打ち合わせ前に、社内での検討・作業進捗の共有をお願いしています。
エネルギーの見える化 支援スケジュール例
N月
N+1月
N+2月
N+3月
N+4月
N+5月
N+6月
N+7月
N+8月
1お問合せ
2図面・設備データ収集
3現地調査・ヒアリング
4見える化・制御範囲の検討
5試算・お見積提出
6検討・ご契約
7施工前調査・日程調整
8施工
9運転開始・チューニング

※ お問合せから運転開始までの例です。ご契約から運転開始までは約4か月が目安です。

FAQ

よくあるご質問

特定の製品・ベンダーに限定されますか。既存機器は活用できますか?+

製品・ベンダーは限定しません。計測項目・制御対象・拠点数から複数案を比較し、ご指定ベンダー前提の設計も可能です。既存機器も機種・通信方式やデータ形式次第で活用でき、可否は現地調査で確認します。

クラウド利用は必須ですか?データはどこに保管されますか?+

必須ではありません。オンプレミス(現地サーバ)運用や、限定データのみ外部送信する構成も可能です。保管場所・保存期間・バックアップ・持ち出し可否は、お客様の情報管理ルールに合わせ設計段階で確認します。

導入後の保守体制はどうなりますか?+

構成により、365日の遠隔運用サポートにも対応します。計測機器・通信機器・ソフトウェアごとに、保守範囲、障害時の連絡先と対応時間、計器の校正・更新の考え方をご提案時に整理します。導入後の分析・運用改善レビューは継続支援でご契約いただけます。

費用はどのような構成ですか?+

次の5項目の組み合わせです。計測点数・拠点数・制御の有無で大きく変わるため、現地調査後にお見積します。

  • 設計・コンサルティング費用
  • 機器費(計測器・通信機器・制御用機器等)
  • 工事費
  • ソフトウェア・クラウド利用料
  • 保守費用
自動制御で生産や室内環境に影響が出ませんか?+

影響の有無は制御対象と条件設定によります。上記「自動制御の検討時に確認する項目」を確認し、関係部署と許容範囲をすり合わせて条件を設定します。運転開始後もデータで挙動を確認しながら調整します。

補助金は活用できますか?+

EMSや計測機器が対象となる制度もありますが、対象設備・要件・補助率・公募期間は年度ごとに変わります。経済産業省・環境省・各自治体の公募要領で最新情報をご確認ください。

導入にあたり社内ではどのような作業が発生しますか?+

図面・設備台帳・契約電力情報のご提供、現地調査の立会い、制御時は生産・施設管理部門との許容範囲の調整をお願いします。計測設計・分析・機器手配は当社が担当します。

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