複数の建物が並ぶ事業所を俯瞰したイメージ写真
Roadmap

02ロードマップ策定・伴走支援

‹ サービス一覧へ戻る
Roadmap

ロードマップ策定・伴走支援の概要

削減目標を、実行時期・投資額・担当部門まで明確なロードマップへ

グラフ資料を付箋で分類・整理する手元

施策の整理

データ分析と現地調査から運用改善・設備改善・エネルギー調達の施策を洗い出し

スケジュール表を前に計画を書き留める手元

計画化

削減効果・概算費用・設備更新時期を踏まえ、実行時期と担当部門まで明確化

会議室でグラフを見ながら見直しを議論する様子

見直し前提

目標年はお客様が公表・検討する水準に合わせ、定期的に更新できる形で整理

ロードマップ策定(スポット支援)

  • 目的
    削減目標を、実行時期・概算費用・担当部門まで落とし込んだ計画として整理する
  • 主な内容
    データ分析、現地調査、対策案の検討、実行スケジュールの策定
  • 期間の目安
    6か月〜(対象範囲・拠点数により変動)

継続アドバイザリー(顧問・伴走支援型)

  • 目的
    策定したロードマップを運用し、実績と環境変化に合わせて更新し続ける
  • 主な内容
    定例会での進捗・実績確認、追加施策の提案、法令・開示対応の相談
  • 形態の目安
    年間契約(定例会の頻度はご相談のうえ設定)

※ どちらか一方のみのご依頼にも対応します。既存計画の確認・更新からのご相談も可能です。

Challenges

こんなお悩みはありませんか

お客様が削減目標を公表しても、実行時期と投資判断が決まらないまま計画は動き出しません

削減目標は掲げたが、いつ何を実施するかが決まっていない

施策の候補は挙がるが、削減効果と費用を比較できない

設備更新の時期と削減計画がひも付かず、投資判断ができない

拠点ごとに状況が異なり、全社計画にまとめられない

計画が更新されず、実績との差を把握できていない

推進する社内リソースが不足し、継続的に相談できる相手がいない

Service

支援内容

Scope 1・2と設備情報の分析から、実行時期・概算費用・担当部門の整理まで引き受けます

Scope 1・2(燃料使用の直接排出/購入電力・熱の間接排出)と設備情報の分析
現地調査、担当部門ヒアリング
運用改善・設備改善・調達改善の効果試算
実行時期、概算費用、担当部門の整理
ICP導入検討(必要な企業のみ)
定期レビューと追加施策提案

※ ICP(インターナルカーボンプライシング/社内炭素価格)は、投資判断に炭素価格を反映させる手法です。義務化された制度ではありませんが、設備投資の評価基準を統一したい企業に有効な手法です。

Advisory

継続アドバイザリーの支援例

構成例小売業(多拠点)

  • 全拠点のエネルギー管理と省エネ法・自治体条例対応
  • EMS導入・運用支援とデータ分析
  • 計画の定期見直しと追加施策の提案
  • 設備更新時の補助金申請支援

構成例製造業(食料品製造)

  • 省エネ診断と削減施策の整理
  • 中小企業版SBT認定に向けた支援
  • 調達先・契約メニューの見直し検討
  • 計測データの分析と定例レポート

事例1小売業プライム上場・売上高9,000億円

  • 温室効果ガス排出量算定
  • サステナビリティ開示支援

事例2情報通信業非上場・売上高80億円

  • 温室効果ガス排出量算定
  • クラウド型エネルギー管理システム導入支援
  • 脱炭素ロードマップ策定
  • 中小企業版SBT認定取得支援

事例3製造業非上場・売上高125億円

  • GHG削減可能性調査
  • 省エネ設備更新・補助事業実施支援
  • EMS導入支援
  • エネルギー管理レポート配信・省エネ法対応支援

※ 「事例」の3枚は実際の支援事例で、業種・企業規模のみ記載しています。ほかは構成の一例で、実際の項目は体制・拠点数・取り組み状況に応じて設計します。

Flow

支援の進め方

Step 01

データ分析

使用量・購買データ・設備リストから削減余地を把握

Step 02

現地調査

各拠点を訪問し、設備の稼働状況と設定値、運用方法を確認

Step 03

対策案の検討

運用改善・設備改善・調達改善の削減効果と概算費用を試算

Step 04

ロードマップ策定

実行時期・概算費用・担当部門を整理し計画にまとめる

Step 05

定期レビュー

継続アドバイザリーでは進捗と実績を確認し、計画を更新

Step 01

データ分析

ご提供いただいた情報から各施設のエネルギー使用・設備状況を把握し、削減余地の大きいホットスポットを予測します。

事業所ごと&設備ごとのCO₂削減に有効な対策を検討
年間エネルギー使用量とコスト
設備情報・計測データの分析
※イメージ
合計3,899t-CO₂eq
A重油1,640t-CO₂eq
電気2,259t-CO₂eq
電気A重油
エネルギー使用量CO₂排出量年間支払額
電気(通常メニュー)4,629,240 kWh2,259 t-CO₂eq¥91,314,613
A重油605,265 ℓ1,640 t-CO₂eq¥30,263,260
合計3,899 t-CO₂eq¥121,577,873
(例)設備情報を精査
番号項目場所導入年機器型式出力吐出空気量
A-1圧縮機A棟2003HM37A-6b37kW6.1m3/min
A-2圧縮機A棟2003KST27A TYPE C27kW4.4m3/min
A-3圧縮機A棟2005HM22W-6i22kW3.7m3/min
A-4圧縮機B棟2015KST75A-675kW12.3m3/min
⋮
番号項目場所導入年機器型式燃料消費量蒸発量
B-1ボイラA棟1985HKL1200A76kg/h1200kg/h
B-2ボイラA棟2015HKL1200HA75.8kg/h1200kg/h
B-3ボイラB棟2005ST1501KM88.1kg/h1500kg/h
B-4ボイラB棟2015HKL1200HA75.8kg/h1200kg/h
⋮
(例)実地調査での確認ポイントを検討
番号項目実地調査 確認事項
a-1圧縮機A棟 ロード/アンロードタイプからインバータ機への更新
a-2圧縮機末端圧力の確認および設定圧力の低減(0.78MPa→0.68MPa)
a-3圧縮機台数制御盤(自動運転台数制御)の設置状況確認および導入検討
a-4圧縮機吸込口の清掃状況確認
a-5圧縮機エア漏れの確認
b-1ボイラヒートポンプモジュールチラー(冷水・温水同時供給)の導入検討
b-2ボイラ業務用ヒートポンプの導入検討
b-3ボイラ給水予熱の実施状況確認および導入検討
b-4ボイラ設定蒸気圧力の確認
b-5ボイラ蒸気配管の保温状況
b-6ボイラ配管のループ化確認
⋮
必要データ
拠点ごとのエネルギー使用量
⇒入力フォーマットあり
2030年の売上目標
削減指標(原単位or総量削減)
設備のエネルギー計測データ
留意点
設備毎のエネルギー使用量は、次のステップ「実地調査」で精緻化する
設備情報や計測データが不足している場合は実地調査時に確認
⇒費用やスケジュールに影響する可能性あり
調査事項
各拠点のエネルギー使用量の把握
各拠点の設備状況の事前把握
ポイント
ホットスポット(改善点)を予測
環境価値購入のコスト低減に資する省エネ対策を検討
この数値をもとに定量分析
Step 02

現地調査・ヒアリング

現地で設備の稼働状況や設定値を確認し、各拠点の担当部門へヒアリング。分析から立案した施策を現場で運用できるか検証します。

各事業所に訪問し最適な削減対策の実地調査
設備使用状況をヒアリング
設備状況を確認
担当者ヒアリングのアイコン
設備点検のアイコン
(例)ヒアリング事項
(例)確認ポイント
番号項目ヒアリング内容
1ガバナンス省エネ推進体制の組織
2ガバナンス計測データの管理状況、システム監視体制
3管理標準管理標準の設定状況
4設備管理省エネこれまでの取り組み
5コンプレッサコンプレッサの設定圧力の設定状況
6コンプレッサ吸気フィルターやラインフィルタ等の清掃状況
7コンプレッサこれまで末端圧力確認の有無
8コンプレッサ配管末端設備で必要な一次容量(圧力)
9ボイラ熱源設備に関して熱損失状況
10ボイラ熱源設備に関して熱回収設備の実施状況
11ボイラボイラ配管保温の実施状況
12ボイラ太陽光発電導入可能性確認(屋根状況)
⋮
再エネ導入のアイコン
再エネ導入
無駄遣いのアイコン
無駄遣い
エア漏れのアイコン
エア漏れ
フィルター等清掃状況のアイコン
フィルター等
清掃状況
蒸気漏れのアイコン
蒸気漏れ
設定値のアイコン
設定値
必要データ
事業所の部屋名を確認できる図面等
⇒平面図や避難経路図
設備に関する仕様書
留意点
Scope1排出源設備の場合は、今後の技術革新やオフセット燃料普及、水素・アンモニア等の普及により見直しが必要になる場合がある
調査事項
Scope1排出源設備の燃料転換検討
Scope1,2の削減対策の検討
再エネ設備の導入可能性
ポイント
2050年までのロードマップは、Scope1排出源設備を中心に技術革新に大きく左右されることから、現時点でのロードマップとし、定期的に見直しを図る必要がある
削減ポテンシャルはこの時点で把握しておくこと
Step 03

対策案の検討

現地調査の結果から各設備のエネルギー使用量を推計し、有効な対策の削減効果を試算します。

中間報告会で実現可能性の高い施策と再検討が必要な施策を整理し、実施時期のスケジュール案を作成します。

データ分析と実地調査の結果をまとめる
調査結果の整理(イメージ)
Scope1,2を削減するために有効な設備改善・運用改善・調達改善策
エネルギー
購買データ
設備仕様
設備
稼働状況
再エネ
導入可能性
※イメージ
提案No.提案
種類
提案内容原油換算CO₂
削減量
[t-CO₂]
費用
削減額
[千円]
投資額
[千円]
投資
回収年
[年]
削減量
[kℓ]
削減率
[%]
提案1設備投資高効率空調機への更新8.364.5%14.560818,70030.8
提案2設備投資コンプレッサの更新3.251.7%5.62363,00012.7
提案3設備投資照明の更新1.090.6%1.9791,44018.2
提案4設備投資エネルギーマネジメントシステムの導入1.720.9%3.06923,9965.8
提案5設備投資太陽光発電の導入7.824.2%13.656912,00021.1
提案6運用改善コンプレッサの不要時の停止1.280.7%2.293--
提案7運用改善コンプレッサの圧力低減1.680.9%2.9122--
⋮
必要データ
設備改善、運用改善、調達改善それぞれの実地調査結果
留意点
設備更新計画がある場合は、計画と照らし合わせ、優先順位の変更や推奨する仕様を示唆
調査事項
Scope1,2の削減対策
再エネ導入可能性
ポイント
現場の設備状況と設備更新計画から最適な対策が提案できる
Step 04

ロードマップ策定

現場担当者に加え、経理・経営企画・サステナビリティ部門・経営層と調整しながら、実行時期・概算費用・担当部門を整理します。

基準年と目標年・目標数値を検討し、ロードマップへ落とし込む
年間排出量の推移(t-CO2)38993591336031442922179302022年2023年2024年2025年2026年2030年2050年
※イメージ
年度対策設備対策内容対策金額残予算ICP年間削減量残削減量
2023運用改善コンプレッサ設定圧力の調整0万円5000万円-32t-CO₂3867t-CO₂
運用改善ボイラ蒸気配管の保温強化50万円4950万円-18t-CO₂3849t-CO₂
設備改善ボイラ既設ボイラ高効率型への更新5200万円-250万円2700円/t-CO₂258t-CO₂3591t-CO₂
2024運用改善空調EMS空調自動制御500万円4500万円-75t-CO₂3516t-CO₂
設備改善空調既設パッケージエアコンの更新3000万円1000万円-156t-CO₂3360t-CO₂
2025調達改善太陽光パネル太陽光発電システムの導入5000万円0万円-216t-CO₂3144t-CO₂
2026設備改善冷凍冷蔵庫既設冷凍機の更新2000万円3000万円-102t-CO₂3042t-CO₂
設備改善コンプレッサ既設コンプレッサの更新2000万円1000万円-120t-CO₂2922t-CO₂
⋮
必要データ
設備投資予算
設備投資基準
ICP設定価格情報
留意点
予算をオーバーした場合は、ICPを導入する
調査事項
ー
ポイント
主要な排出源設備のエネルギー使用量を減らし、再エネ導入や環境価値購入のコストを抑える
2030年における電力の排出係数を使用
予算をオーバーした場合は、ICPを導入する
Deliverables

ご支援内容と成果物

投資回収年まで試算した対策一覧とロードマップを、お客様の予算協議に使える形で納品します

ご支援内容(役務)

  • エネルギー購買データ・設備リスト・計測データの分析(計測装置がある場合)
  • 現地調査と担当部門へのヒアリング
  • 運用改善・設備改善・調達改善の効果と概算費用の試算
  • 中間報告会・最終報告会の実施
  • ICP導入の検討支援(必要な企業のみ)
  • 定期レビューと追加施策の提案(継続アドバイザリー)

納品物

  • エネルギー使用状況・設備状況の分析結果
  • 現地調査の確認事項と所見の整理
  • 対策一覧(削減効果、概算費用、投資回収年の試算)
  • ロードマップ(実行時期、概算費用、担当部門)
  • 算定条件・採用シナリオ・出典の一覧
  • 定例会資料、進捗確認レポート(継続アドバイザリー)

※ 削減効果・概算費用・投資回収年は前提条件に基づく試算です。採用した排出係数・シナリオ・単価の出典は納品物に明記し、前提が変わった場合の影響もご説明します。

Strengths

日本カーボンマネジメントの強み

現地調査と担当部門ヒアリングまで自ら行い、策定後も定期レビューで計画を更新し続けます

データと現場の両面から
施策を絞り込む

データ分析に加え現地調査と担当部門へのヒアリングを行い、実際に運用できる施策に絞り込みます。

削減量・費用・時期を
同じ様式で比較

削減量・費用削減額・概算投資額・実行時期を同一様式で整理し、投資判断や社内合意の材料になる形にまとめます。

策定後の見直しまで伴走

技術動向・制度改正・設備更新時期の変化に合わせ定期レビューで計画を更新。省エネ法対応や補助金活用のご相談にも継続して対応します。

Schedule

ご支援期間の目安(ロードマップ策定)

目安は6か月〜です。対象範囲・拠点数・資料の整備状況により異なります。継続アドバイザリーは策定後に年間契約へ移行する形が一般的です。

  • 必要に応じてご担当者様とミーティングを実施します
  • 打ち合わせ前に貴社内の検討・作業進捗を共有いただきます
  • キックオフ前に当社提供シートへご記入をお願いします

※ 状況により、追加のデータ提供やお打合せをお願いする場合があります。

N月
N+1月
N+2月
N+3月
N+4月
N+5月
N+6月
1ご契約・キックオフ
2資料・情報提供
3データ分析
4現地調査
5報告書作成
6中間報告会
7追加 資料・情報提供
8追加 データ分析
9最終報告会
10報告書ブラッシュアップ
11最終報告書納品
FAQ

よくあるご質問

ロードマップ策定と継続アドバイザリーは、どちらから始めればよいですか?+

計画がない場合はロードマップ策定から、既に計画があり運用や見直しに課題がある場合は継続アドバイザリーからが一般的です。現状に応じてご提案します。

目標年は2050年に設定する必要がありますか?+

いいえ。目標年はお客様が公表・検討している水準に合わせます。2030年・2035年など中間目標を軸にした計画も多く、長期目標の場合も中間目標と定期見直しを前提に組み立てます。

ICPの導入は必須ですか?+

必須ではありません。設備投資の評価基準を社内で統一したい、将来の炭素コストを判断材料に加えたい場合に検討します。ロードマップ上で年度予算を超過する対策が出てきたときに、その投資をどう評価するかの判断軸として導入を検討されるケースが多くあります。

削減効果や投資回収年は、どの程度確かなものですか?+

一定の前提条件に基づく試算であり、実際の値は稼働状況・エネルギー単価・工事条件・制度改正により変動します。採用した前提条件と出典は納品物に明記します。

拠点が多い場合、どのように進めますか?+

全拠点のエネルギーデータから排出量の大きい拠点を絞り込み、代表拠点の調査結果を他拠点へ展開する進め方が多いです。対象範囲はご予算と体制を踏まえ調整します。

費用はどのように決まりますか?+

策定(スポット支援)は対象範囲・拠点数、継続アドバイザリーは定例会の頻度と支援範囲に応じて個別にお見積りします。

Related

関連サービス

ロードマップの前提となる排出量データが未整備のお客様は、算定支援からの取組開始がお勧めです

Roadmap

関連するセミナー・お知らせ

当社がロードマップ策定・伴走支援について公開した開催案内や新着情報が、以下に並びます